WHO(世界保健機関)では鍼灸療法の有効性を認めた病気に、下記のものを挙げています。
神経系疾患
◎神経痛(三叉、肋間、坐骨など)、頭痛、めまい、神経麻痺、痙攣、不眠神経症、ノイローゼ、ヒステリー、脳卒中後遺症、自律神経失調症、
運動器系疾患
◎腰痛、◎五十肩◎リウマチ、◎頚肩腕症候群、◎頚椎捻挫後遺症、肩こり、◎変形性膝関節症、腱鞘炎、関節炎、外傷の後遺症(骨折、打撲、むちうち、捻挫)
循環器系疾患
動脈硬化症、高血圧症、低血圧症、動悸、息切れ 、心臓神経症、
呼吸器系疾患
気管支炎、喘息、風邪および予防
消化器系疾患
胃腸病(胃炎、消化不良、胃下垂、胃酸過多、下痢、便秘)
胆のう炎、肝機能障害、慢性肝炎、胃十二指腸潰瘍、痔疾
代謝内分秘系疾患
バセドウ氏病、糖尿病、痛風、脚気、貧血
生殖、泌尿器系疾患
膀胱炎、尿道炎、性機能障害、尿の出が悪い、腎炎、前立腺肥大、インポテンス
婦人科系疾患
生理痛、月経不順、更年期障害、乳腺炎、のぼせ、冷え性、不妊 、逆子、つわり
耳鼻咽喉科系疾患
耳鳴、難聴、メニエル氏病、鼻出血、鼻炎、ちくのう、咽喉頭炎、扁桃炎
眼科系疾患
眼精疲労、仮性近視、結膜炎、疲れ目、かすみ目、ものもらい
小児科疾患
夜泣き、かんむし、夜驚、消化不良、偏食、食欲不振、不眠
小児喘息、アレルギー性湿疹、耳下腺炎、夜尿症、虚弱体質の改善
そ の 他
アレルギー、慢性疲労、成人病の予防など
上記疾患のうち◎印は、わが国においては、鍼灸の保険適応が認められています。
1、神経痛…例えば坐骨神経痛など。
2、リウマチ…急性、慢性で各関節が腫れて痛むもの。
3、腰痛症 …慢性の腰痛、ギックリ腰など。
4、五十肩…肩の関節が痛く腕が挙がらないもの。
5、頚腕症候群…頚から肩、腕にかけてシビレ痛むもの。
6、頚椎捻挫後遺症…頚の外傷、むちうち症など。
その他これらに類似する疾患など。