20代歳男性(2022年5月30日初診)
(経過)
4/15~学業が忙しく、ひと月ほど4時間睡眠。
5/15(日)発症。
5/16(月)耳鼻科へ
5/17(火)〇〇大学病院へ
入院8日間(ステロイド+抗ウイルス薬の投与)
電気生理学的検査(ENoG)40-50%:(健康な側との表情筋の動きの比較で高いほど軽症とされる数値)
退院時:柳原40点法:12/40、
(初来院時の症状)
[発症直後]
「聴力が一時的に下がった。」とのこと。
[現在]
聴力(-)、味覚(-)、目の渇き(-)
(当院での治療の日付と柳原40点法による検査数)
1回目 5月30日 16~19/40
2回目 6月 2日 21~23/40
3回目 6月 4日 23~32/40
4回目 6月 6日 32/40
5回目 6月 9日 37/40
次の週に病院の診察時に医師から「『治癒している』といわれました!」とご報告を頂き、治療終了。
(治療の流れ)
①まず、最初に柳原40点法による評価を毎回させて頂きます。
②お顔に髪の毛ほどの太さ0.18mmを主に敏感な部位や鍼の苦手な方には0.10~0.14mm使用で麻痺側の動きの無い又は少ない筋肉への施術。
③全身の調整として手足三里、百会、背中側の硬結部位への施術。顔以外のつらい症状の施術。
④治療後、毎回スマホにて顔面部の表情筋の動きの変化を撮影。
⑤患者さんと動画を見ながら変化の確認。マッサージ等の方法の指導。
(考察)
良い結果だった理由
- ENoG値が40-50%と高数値であったこと。《経過予測良好》
- 20代という若さ。
- 発症してから早いご来院。
《先日、症例の投稿のご了承と様子を伺う連絡をさせて頂きましたところ、
「支障なく順調です。」とのこと。早い回復を喜んでいただけました。(回復には個人差があります。)》